Sagasokka!活用事例
国立大学法人東京学芸大学附属竹早小学校(2)
【4年生/図書の時間】
要点をおさえて「図書の時間」で『Sagasokka!』の導入を
「未来の学校みんなで創ろう。プロジェクト」に取り組む東京学芸大学附属竹早小学校では、「未来の学校図書館」を見据え、電子書籍を活用した授業事例の創出に取り組んでいます。4年生の鴻巣敬先生のクラスでは、「図書の時間」のなかで、紙の「ポプラディア」との引き比べを行いながら、学校司書が短い時間で『Sagasokka!』の使い方を伝える実践がおこなわれました。学校司書の宮崎伊豆美さんに話を伺いました。
![](https://kodomottolab-mottosokka-case.poplar.co.jp/hs-fs/hubfs/001_MottoSokka/%E3%80%90%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80%E3%80%91MS%E6%B4%BB%E7%94%A8%E4%BA%8B%E4%BE%8B/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%AD%A6%E8%8A%B8%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%99%84%E5%B1%9E%E7%AB%B9%E6%97%A9%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%80%90SG%E3%80%914%E5%B9%B4%E7%94%9F%E5%9B%BD%E8%AA%9E/koganei_b.jpg?width=911&height=608&name=koganei_b.jpg)
「ハテナシート」を使って「ポプラディア」と『Sagasokka!』の違いを体感
百科事典の使い方は3年生で既習ですが、「つめ」や「はしら」の復習や、索引巻、学習資料巻を紹介しました。また『Sagasokka!』では、検索の方法や解説文にあるリンクの紹介をしました。検索結果の画面では、「見出し語と一致」から解説文を読むことだけではなく、「本文にふくむ」の結果を見れば調べた言葉に関連する多くの言葉を知り、全体像をつかむことができることを説明しました。
検索と五十音で引くことの違いなど、それぞれの特長を簡単に説明したあと、一人一人に「ハテナシート」を配り、クラスを半分に分けて一方が「ポプラディア」、もう半分は『Sagasokka!』を使って1番の問題を解いてもらうことで、調べるときにかかる時間の違いを体感してもらいました。
図書の時間での取り組みのため、授業時間の後半は図書の貸出のための時間にあてていますが、やりたい人は「ハテナシート」を全部やっても良く、「ポプラディア」で調べたければ『Sagasokka!』で調べなおしても良いというふうに話しました。多くの児童が引き続き「ハテナシート」を解いていました。
「ポプラディア第三版」の1~16巻別に、それぞれのハテナを出題している「ハテナシート」
インターネット検索に親しんでいるこどもたちにとって、検索窓にキーワードを入れるというやり方は、とても自然に使えているように感じました。一方で、ネット検索と『Sagasokka!』の違いを意識していないような気がしていたので、『Sagasokka!』には「ポプラディア」の全部の項目が入っていて、より安心・安全に使えるということを伝えたいと思いました。また、紙の百科事典も使えるようであってほしいと思ったので、デジタル版にも紙版にも良いところがあることを伝えました。同時に両方を引くことで、児童もそれぞれの良さを感じられたのではないかと思います。
![](https://kodomottolab-mottosokka-case.poplar.co.jp/hubfs/001_MottoSokka/%E3%80%90%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80%E3%80%91MS%E6%B4%BB%E7%94%A8%E4%BA%8B%E4%BE%8B/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%AD%A6%E8%8A%B8%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%99%84%E5%B1%9E%E7%AB%B9%E6%97%A9%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%80%90YM%E3%80%912%E5%B9%B4%E7%94%9F%E5%9B%BD%E8%AA%9E/%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%81%AE%E5%AD%A6%E6%A0%A1.png)
「未来の学校みんなで創ろう。プロジェクト」の取り組み 国立大学法人東京学芸大学を中心に、教員、企業と教育委員会がワンチームとなって新しい学校システム創りに挑戦していく「未来の学校みんなで創ろう。プロジェクト」が進行中です。この活動のひとつ、「未来の学校図書館」プロジェクトの一環で、「電子書籍」の可能性を探るチャレンジを行っており、『Yomokka!』を活用した授業事例創出に向けて研究中です。