Yomokka!活用事例 

府中市立南町小学校

【1年生/国語】

低学年から『Yomokka!』。じっくり本と向き合う環境がこどもたちの「調べたい!」を刺激する

 府中市立南町小学校では、小学1年生の国語で学習する単元「じどう車ずかんをつくろう」に『Yomokka!』を活用。紹介したい自動車を選び、それぞれの「しごと」「つくり」を調べる段階で「じどう車ずかんをつくろう」シリーズ(ポプラ社)を使用しています。授業の様子を、佐藤翔子先生に伺いました。

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・所在地 東京都府中市   ・学年 1年生   ・全児童数 約410名

・内容/用途 国語  じどう車ずかんをつくろう

 

1年生国語「じどう車ずかんをつくろう」。テーマを選んで調べる時間に『Yomokka!』を活用

授業のねらい・工夫

自動車の「しごと」と「つくり」を関係付けて説明文を書くこと
「じどう車ずかんをつくろう」シリーズには各巻の表紙に書かれた3種類のほか、仲間となる自動車も多数紹介されており、それぞれ自動車における「しごと」と「つくり」が端的にわかりやすく紹介されている。テーマ選びの際はこどもたちが全巻に目を通す時間を設けて声掛けをし、各自の興味・関心に合ったテーマ選びを促した  

  授業でやってみたこと

『Yomokka!』に掲載されている「じどう車ずかんをつくろう」シリーズを読み、テーマを選ぶ
書誌をスクリーンに投影しながら(今回は「パトロールカー」を例示)、「しごと」「つくり」がどのように書かれているか説明する
各自が「しごと」「つくり」をプリントにまとめる
発表する児童のプリントを投影しながら、まとめた内容を発表する

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「しごと」と「つくり」がどのように書かれているかを説明

978-4-591-91891-3じどう車ずかんをつくろう

「じどう車ずかんをつくろう」シリーズ(ポプラ社)は、『Yomokka!』に全6巻掲載中

『Yomokka!』を使ってみて

 調べ学習では、児童一人に一つ以上の資料を用意してあげるべきだと常々思っています。しかし、身近な図書室の資料ではクラスの児童数30名分が揃わないことが多く、良い資料を児童に適切に与えることの難しさを感じていました。今回活用した『Yomokka!』では、教員が見せたい資料を確実に、一人1冊以上読むことができ、それこそが最大の利点だと感じました。一人一人がじっくりと本と向き合うことで、学習のテーマである各自動車の「しごと」と「つくり」について調べることができました。また、分かりやすい資料でしたので、どの児童も「できた」という自信をもって次に進むことができ、学習のまとめとして一人一人の自動車図鑑を完成させることができました。

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各自のペースで学習資料を参照し、プリントにまとめていく。掲載されているイラストや画像を拡大してじっくりと見る児童の姿もあった

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「しごと」「つくり」をまとめたプリントと、自動車図鑑

 

写真提供:府中市立南町小学校


 

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「じどう車ずかん」の探し方

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